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技術ガイド

IPv4リースの始め方:アドレス数・費用・導入手順

必要なIPv4アドレス数を決め、現在の料金を比べ、ネットワークに接続する。新しいサービスの立ち上げから次の拡張まで、IPv4ブロックの選び方とリースの手順を整理します。

IPv4リースのプランを選ぶ

新しいラックの稼働、ホスティングサービスの提供、ネットワークの拡張。必要なIPv4アドレスをリースで確保すれば、アドレスの購入に資金を集中させず、サーバーや回線、お客様の獲得に投資できます。まずは今回の導入に必要なアドレス数と、次の増設で必要になる余裕を整理しましょう。

IPv4アドレスのレンタルでは、最初にブロックを受け取るだけでなく、その後も使い続けられることが重要です。APIの許可リスト、VPN、公開サービスがお客様のアドレスを前提に動き始めると、アドレス変更は運用全体に影響します。LARUSは自社のアドレスプールから直接供給し、Unlimited IPv4とContinuityを通じて、導入から次の拡張まで支えます。

必要なIPv4アドレス数からブロックを選ぶ

IPv4アドレスブロックは、連続したアドレスの範囲をCIDRプレフィックスで表したものです。/24は256個、/22は1,024個のアドレスを含みます。提供するサービス数、顧客ごとの割り当て、拠点ごとの用途を整理すると、必要な容量を比較しやすくなります。

IPv4ブロックの容量比較
ブロックサイズ総アドレス数
/24256
/23512
/221,024
/212,048
/204,096
/198,192
/1816,384
/1732,768
/1665,536

/0から/32まで、ブロック内の総アドレス数は2(32 − プレフィックス長)で求められます。表はブロック全体の個数であり、実際の割り当てはサブネットの設計によって決まります。CIDR表記の技術的な説明はRFC 4632(英語)をご覧ください。

例えば、数百件の顧客向け割り当てを予定しているホスティング事業者なら、/23と/22でどれほど拡張余地が変わるかを比較できます。複数拠点で利用する場合は、拠点ごとの必要数と経路設計も合わせて検討します。今回の開通だけでなく、その次の顧客を受け入れる余裕まで計画に含めましょう。

IPv4リースの料金は、同じ条件で比較する

リース費用は、アドレス数、契約期間、サービスプランによって変わります。現在のIPv4料金とプラン計算ツールで条件を選び、導入予算を確認してください。過去の単価表をそのまま使うより、予定している構成で比較するほうが判断しやすくなります。

単価だけでなく、同じ期間の総額と、含まれる運用支援を比べましょう。経路変更、逆引きDNS、障害時の連絡先は、アドレスを顧客向けサービスで使い始めてから重要になります。複数の窓口を調整する負担も、運用チームにとってはコストです。

リースなら、アドレス購入のための取得資金を初期予算から切り離せます。機器、接続回線、顧客基盤の拡大に資金を振り向けながら、継続利用に必要な費用を比較できます。購入との費用や運用の違いを詳しく知りたい方は、IPv4リースの利点と注意点(英語)も参考にしてください。

アドレスの供給と運用に責任を持つ相手を選ぶ

IPアドレスのリースには、仲介サービスを通じる方法と、供給事業者から直接借りる方法があります。違いが表れるのは、開通、経路変更、増設が必要になったときです。そのブロックを実際に操作できるのは誰か、継続利用について相談する相手は誰かを確認しましょう。

仲介を通じた契約では、プラットフォーム、アドレス保有者、サポート窓口が分かれることがあります。LARUSは自社のプールから直接IPv4を供給し、アドレス容量、ルーティング、継続利用を一つの関係で支えます。レジストリへの対応はLARUS側が担い、お客様の運用チームは自社のサービスに集中できます。

ISP、データセンター、ホスティング事業者、クラウド事業者にとって大切なのは、最初の調達が終わった後も使いやすい供給体制です。次の変更や拡張でも相談できる相手を選ぶことが、日々の調整負担を減らします。

同じアドレスでサービスを続けるために

契約更新では、同じIPアドレスでサービスを続ける条件を確認しましょう。顧客の許可リスト、ファイアウォール、VPN、サービスの評価は、利用中のIPアドレスと結び付いています。ブロックの入れ替えは、自社だけでなく顧客側にも設定変更を生じさせます。LARUS Continuityは、そのアドレスに依存する事業を継続するための運用体制を提供します。

ブロックを購入しても、レジストリへの依存がなくなるわけではありません。LARUSは直接供給する事業者として、そのレジストリとの関係を引き受けます。供給体制が継続性にどう関わるかは、Lu Hengのレジストリの構造的リスクに関するNote 35(英語)で説明しています。

この体制の基盤となるのが、裁判所が認めたCloud InnovationのAFRINICにおける株主としての地位(英語)と、同社のIPv4資産の運用をLARUSに委ねる独占的な委任状(英語PDF)です。裁判所の判断とLARUSへの運用委任は、それぞれ別の根拠です。指定された運用主体が、お客様のアドレスサービスを提供し、支えます。

IPv4アドレスをリースして利用を始める手順

  1. 導入するサービスを整理する。 必要なアドレス数、利用拠点、契約期間を決めます。次の増設分も見込んで容量を検討します。
  2. Continuityプランを選ぶ。 ブロックサイズごとの現在の料金と、必要な運用支援・更新条件を確認します。Guaranteed RenewalはCriticalプランの条件であり、すべてのプランに共通する保証ではありません。
  3. ネットワークへの接続を準備する。 オリジンASNと経路設計を用意し、LOA、IRR、RPKI/ROAの情報を整合させます。他のネットワークが経路広告を検証し、サービスへ到達できる状態を確認します。
  4. 利用を確認し、次の更新に備える。 到達性、逆引きDNS、実際のアプリケーションを確認します。更新や増設も同じLARUSチームと計画できます。

技術的な導入作業をさらに確認する場合は、IPv4導入のステップ別ガイド(英語)をご覧ください。まずは次の顧客に必要なブロックから、Unlimited IPv4で事業の成長を支えましょう。

次のサービスに必要なアドレスを

次のIPv4ブロックを、事業の成長へ。

Unlimited IPv4とLARUSの直接供給で、設備や顧客基盤への投資を続けながら、お客様が使い続けられるネットワークを構築しましょう。

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